世界的にも偽造が困難と言われる日本の紙幣
その理由の一つは精緻に描かれた芸術的な図柄にあります。
その原点はイタリア生まれの銅版画家エドアルド・キヨッソーネ。
明治維新直後の日本の紙幣は、なんとヨーロッパの印刷会社が製造していたのです。
偽造されない紙幣を国内生産するために、優れた銅版画家だったエドアルド・キヨッソーネが招かれたのです。
shihei彼は大蔵省紙幣寮で緻密な紙幣原版を彫り続けました。
こうしてできた国産第一号の紙幣は、主模様+地紋というヨーロッパ式のデザインでした。
そして明治前半期の政府紙幣や銀行券をほとんど一人で彫刻したのです。
エドアルド・キヨッソーネは言います、「最高の芸術こそが偽造を防ぐ」。

 

また彼は、明治天皇の御真影や西郷隆盛の肖像画を手掛け、日本の近代美術史にも大きな足跡を残しました。

 

晩年も単身で日本に残り、生涯を終えるまで多くの芸術品を収集。現在はジェノヴァ市立のキオッソーネ東洋美術館に収蔵されているそうです。

 

今も青山墓地に眠るエドアルド・キヨッソーネは「日本紙幣の父」と呼ばれています。
日本に骨を埋めたお雇い外国人 エドアルド・キヨッソーネ
http://www.photo-make.jp/hm_2/ma_21.html