立ち飲みのバーを出ようとすると呼び止められた。
「傘を忘れているよ」
小雨も止んで、スッカリ傘の事を忘れていたのだ。
「どうもスンマセン」
挨拶をするとヨーロッパの方らしい。帰ろうとしたが酔った勢いでお礼の一杯と自分に一杯のビールを追加した。
彼は英国出身で来日して二年のエンジニアだった。
曰く「英国では棺桶に愛用の傘を入れるぐらいなのに、日本はあまり傘を大切にしない」と感じるそうだ。

 

これは気候と文化の違い、さらには騎乗民族と農耕民族の違いがあるのではなかろうか!?

 

そもそもレインコートやポンチョの国の方達と、傘張り浪人の時代から安価に傘に親しんできた我々日本人。更に戦後の透明ビニール傘の普及が、輪をかけたのではないかしら。

 

そんなことを不自由なカタコト交じりで語り合っていると、隣の台湾から観光で来たという女性が言った。
「一生涯使えるビニール傘を買うのよ」
いったい何のことなのか!?

 

Screen Shot 2013-06-22 7.17.32調べてみるとありました。透明ビニール傘の発祥の国生まれのアタクシですら知らない驚愕の事実。
選挙演説を始め、国のVIPも使っている透明ビニール傘があったのです。
いくつかの特許すら持つこの傘は「シンカテール」。風で捲くられることも無い超絶素晴らしい傘です。

この傘が一本あれば、もはや人生で傘を買うことも無い!?かもしれませんね。

 

 
シンカテール
http://whiterose.jp/sinkateel.html
世界一のビニール傘開発秘話
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/152/152866/