マグロを始めとしたグルメの宝庫であり、温泉も世界遺産もあるリゾート地とも言えるエリアが、那智勝浦町、太地町周辺です。このあたりは旅の楽しみがぎゅっと詰まった魅力いっぱいのエリア。南紀熊野ジオパークのジオサイトも点在し、見どころ満載です。那智勝浦町、太地町にあるジオサイトからおすすめ情報を厳選して紹介します。

 

 

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熊野詣で栄えた時代の面影が残る「大門坂(だいもんざか)」

 

熊野古道中辺路の一部で、かつての熊野古道の雰囲気をもっとも色濃く残している場所として、歴史的にも貴重な場所です。那智大社へ向かう道は杉林に囲まれ、苔むした石畳が敷き詰められており、歴史を感じずにはいられません。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山

那智駅よりタクシーで約15分

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「那智勝浦町」

那智勝浦観光ガイド「熊野古道 大門坂」

 

 

 

高さ、水量ともに日本一を誇る「那智の滝」(那智勝浦町)

 

浸食に強い熊野酸性火成岩類の花崗斑岩と、比較的やわらかい熊野層群の地層の境にできた滝で、高さは日本一の133メートルを誇ります。日本三名瀑の一つに数えられ、飛瀧神社の御神体として崇められてきました。熊野那智大社とともに滝が見える場所がフォトジェニックだとして、とても人気のスポットです。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山

紀伊勝浦駅よりバスで約30分

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「那智勝浦町」

那智勝浦観光ガイド「那智の滝」

 

 

 

泥ダイアピルが上昇流動したことがよくわかる「弁天島とお蛇浦(じゃうら)」

 

泥ダイアピルとは、地下深くにあった泥を多く含む岩石(泥質岩)が、地下水圧の上昇で液状化し、周囲の地層を取り込みながら、上の地層に割り込んだもの。弁天島へは、干潮時には歩いていくことができ、お蛇浦と呼ばれる磯場を通ることができます。ここは南紀勝浦の千畳敷とも呼ばれています。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦

紀伊勝浦駅より徒歩約10分

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「那智勝浦町」

わかやま観光情報「弁天島」

 

 

 

まさに大地の恵み「勝浦温泉」(那智勝浦町)

 

古くからある温泉で、海が近いこともあり、絶景温泉を楽しめる施設も多い人気観光スポットです。泉源は200以上にものぼり、ジオのパワーを感じずにはいられません。温泉、グルメ、絶景を楽しむのに最適な観光地です。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町

紀伊勝浦駅下車すぐ

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「那智勝浦町」

わかやま観光情報「勝浦温泉」

 

 

 

南海道屈指の景勝地「紀の松島」(那智勝浦町)

 

南紀勝浦では外せない絶景スポットで、その美しさは日本三景の松島にも匹敵すると言われたことから、紀の松島と称されました。熊野層群の地層が分布しており、地質変動、浸食によって海食洞や奇岩、大小の島々が生まれました。イルカに出会えるスポットとしても注目を集めています。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦

紀伊勝浦駅より徒歩約5分

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「那智勝浦町」

わかやま観光情報「紀の松島めぐり」

 

 

 

湯川温泉のそばにあるラグーン「ゆかし潟」

 

氷河期が終わる頃に起こった急激な海面上昇によって、3つ河川の堆積作用でできた湖です。静かな景観に心ひかれた地元の詩人、佐藤春夫がゆかし潟と名付けたそうです。春は桜、冬は水鳥が不思議な美しさを湖にもたらします。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町湯川

紀伊勝浦駅よりバスで約10分

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「那智勝浦町」

わかやま観光情報「ゆかし潟」

 

 

 

日本一短いかもしれない!?「ぶつぶつ川」

 

長さ13.5メートルと、川と呼ぶにはあまりに短い川。フツフツと水が湧き出るところから、ぶつぶつ川と呼ばれるようになったそうです。この湧き出る水がとてもきれいなことでも有名です。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町粉白

下里駅下車すぐ

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「那智勝浦町」

わかやま観光情報「ぶつぶつ川」

 

 

 

初日の出におすすめしたい絶景スポット「荒船海岸」

 

堆積した地層が地殻変動によって立ち上がり、場所によっては地層の上下が逆さまになっているところなど、興味深い地形を見ることができます。初日の出スポット、磯釣りスポットとしても人気が高く、冬の海霧の季節などはフォトスポットとしても人気の海岸です。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡串本町田原

紀伊田原駅より徒歩約20分

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「那智勝浦町」

 

 

土石流堆積物の上に作られている「色川の棚田」

 

平家の落人伝説が残るこの地域で、はるか昔からこの地に暮らす人々が山を切り開いて作ってきた棚田です。現在、地域の人々と自治体が協力しあい、この風景を残すべく、棚田を復活させる運動が進んでいます。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字小阪

紀伊勝浦駅よりバスで約30分

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「那智勝浦町」

 

 

 

くじらの町としても知られる名所「梶取崎(かんとりざき)」(太地町)

 

熊野層群の砂岩層でできた絶壁が熊野灘に向かって突き出しているダイナミックな景観が楽しめる場所です。この岬の先には海岸段丘があり、これはおよそ12万年前に起きた南海トラフ地震によるものだと考えられています。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡太地町

太地駅よりバスで約20分

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「太地町」

太地町観光協会「梶取崎」

 

 

 

古式捕鯨の祖が住む屋敷の門「和田の岩門(せきもん)」

 

熊野層群の地層にある洞穴で、風化作用で門のようになったと言われています。くじらの町、太地町の古式捕鯨を牽引してきた豪族和田家の屋敷があった場所で、通用門になっていました。

 

 

【INFOMATION】

和歌山県東牟婁郡太地町太地 地内

太地駅よりバスで約10分

南紀熊野ジオパーク公式ウェブサイト「太地町」

太地町観光協会「和田の岩門」

 

 

 

リゾート気分だけじゃなく、地球の不思議を体験しに那智勝浦町、太地町を訪れてみませんか?

 

 

写真提供

和歌山県フォトライブラリー

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公益社団法人和歌山県観光連盟

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