和歌山県はおいしいものがたくさんあるグルメの宝庫。特に冬は、南紀白浜を始めとした漁港で新鮮なクエやクツエビ、伊勢エビなどの高級で珍しい魚介類がたくさん獲れます。独自の寿司文化など、和歌山ならではの郷土料理も多く、一度訪れたら食文化がとても豊かで魅力的な土地であることがわかりますよ!

 

 

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生きたまま水揚げされるから鮮度抜群「マグロ」(那智勝浦町他)

 

紀南の海は、黒潮の暖流と海流がぶつかっていることから、小魚やプランクトンが多く、おいしい魚が育つ国内でもトップクラスの名漁場。おいしい小魚を食べたマグロは、脂がしっかり乗って肥え、うまみいっぱいに育ちます。那智勝浦町の勝浦漁港は、日本有数のマグロの水揚げを誇る場所。しかも、瞬間冷凍せずに生きたまま水揚げするので、とても新鮮なんです。まさに、ここでしか食べられないぜいたくグルメと言えます。

 

 

わかやま観光情報「マグロ」

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見た目はお好み焼き!?「せち焼き」 (御坊市)

 

ぱっと見、どう見てもお好み焼きにしか見えないせち焼きとは、小麦粉を使わずに卵で焼きそばを固めたものなんです。そのルーツは、昭和30年頃にさかのぼります。御坊市のお好み焼き店「やました」で、ある日お客さんが「焼きそばを卵でせちごうてくれ」という注文をしたところから考案されました。「せちがう」は御坊弁で「無茶苦茶にする、いじめる」という意味なんです。以来、御坊市で身近なソウルフードとして愛されています。

 

 

わかやま観光情報「これぞ和歌山のソウルフード、おすすめB級グルメ」

https://www.wakayama-kanko.or.jp/gourmet/2017/01/13/714/

 

 

 

意外に古いご当地ラーメン「和歌山ラーメン」(和歌山市他)

 

和歌山県北部、特に中心となる和歌山市でのラーメンの歴史は古く、なんと戦前から食べられていたと言われています。その理由は、湯浅などの醤油産地に近いことで醤油の味に慣れ親しんでいることや、近隣の件からとんこつや鶏ガラ、魚介類などスープの出汁となる食材を仕入れやすかったからなのだとか。和歌山ラーメンは、醤油ベースのとんこつ醤油味ととんこつベースのとんこつ醤油味に大きく分かれますが、今ではお店によってこだわりと味わいはさまざま。そこに、チャーシュー、メンマ、ネギなどのオーソドックスな具材と、かまぼこやナルトのような千代巻が乗っているのが一般的です。

 

わかやま観光情報「和歌山ラーメン」

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全国有数の水揚げ量「伊勢エビ」 (白浜町、すさみ町他)

 

おいしい魚介類が育つ条件がそろっている紀南地方は、伊勢エビの名産地でもあるんです。意外と知られていませんが、全国有数の水揚高を誇り、漁獲量は全国3位!荒磯で育った天然の伊勢エビは、身が引き締まっていてプリプリしており、うまみが濃厚です。和歌山に行ったら、伊勢エビは絶対に食べるべきものの一つ!

 

 

わかやま観光情報「イセエビ」

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見た目は怖いけど絶品!?「ウツボ料理」(田辺市、白浜町他)

Fried moray eel with salt potato, accompanied by mojo picon and green mojo. Typical dish of the cuisine of the Canary Islands

 

田辺市では、古くからうつぼは身近な食材として親しまれてきました。良質のたんぱく質やコラーゲン、鉄分、カルシウムの他、DHAも豊富で、昔から産前産後の栄養食として重宝されてきたんです。見た目とは違ってクセもなく、お刺身はもちろん、唐揚げやタタキ、鍋などさまざまな調理法でおいしく食べられます。

 

 

わかやま観光情報「ウツボ」

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滅多にとれない幻の海老「クツエビ」(串本町、白浜町他)

写真はイメージです。

普通のエビとはちょっと違った個性的な形をしたクツエビはセミエビとも呼ばれ、冬場1週間に1、2匹しか獲れないこともある幻のエビと言われています。味は伊勢エビよりも濃厚でおいしいと言われ、伊勢エビと違って頭まで身がしっかり詰まっていることが特徴。新鮮なクツエビはプリっとしていてお刺身が最高ですが、焼いたりしてももちろんおいしくいただけます。似た種類でウチワエビやゾウリエビなどがいますが、別物です。和歌山でクツエビを見つけたら必食ですよ。

 

 

わかやま観光情報「クツエビ」

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クエを食ったら他の魚はクエん?「クエ料理」(白浜町他)

 

クエとは、和歌山県沿岸の沖合に生息しているハタ科の高級魚で、幻の魚とも言われているとてもおいしい魚です。体長1メートルもある大きな魚ですが、水揚げ量が少なく、とても希少な魚として知られています。たんぱくながら上品な脂の乗ったおいしいクエを冬に食べるならやはり鍋。弾力のある身はもちろん、ゼラチン質たっぷりの皮やおいしい出汁の出るアラなど、余すところなくおいしく食べられます。和歌山県では、鍋の他にもさまざまなクエ料理を楽しむことができます。和歌山ならではのぜいたくな体験を楽しんでみてください。

 

 

わかやま観光情報「クエ」

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遠い外国からやってきた食鳥の女王「ホロホロ鳥料理」(日高川町)

写真はイメージです。

日本料理ではあまりなじみのないホロホロ鳥。原産はアフリカで、フランス料理などでよく見かける食鳥です。フランスから日本に持ち込まれたホロホロ鳥は、1982年から和歌山県日高川町で本格的に飼育され、今では和歌山名物に。クセもなく、キジに匹敵するおいしさで、ジューシーで上品なうまみがぎゅっと詰まっています。鶏肉に比べて栄養価が高く低カロリーなのも魅力。和歌山県では鍋や親子丼のようなホロホロ丼など、和食の食材としても楽しまれています。

 

 

わかやま観光情報「ホロホロ鳥」

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紀州のソウルフード「茶がゆ」 (県内全域)

 

「おかいさん」と呼ばれ、古くから庶民に愛されている茶がゆとは、その名の通り、ご飯をお茶で煮たもの。具材として芋や豆、野菜などを入れたり、漬物や味噌と一緒に食べます。お茶はほうじ茶や番茶を使い、夏は冷やして食べたり、最近ではチャーハンにかけたりと、食べ方も自由自在。地元の人にとっては日常的に食べる身近な郷土食で、家庭ごとに違った味わいなのはもちろん、茶がゆを提供する飲食店も多く、今でも和歌山県で広く愛されているソウルフードです。

 

 

わかやま観光情報「茶がゆ」

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すさみ町生まれのおいしいお肉「イノブタ料理」(すさみ町)

 

豚といのししを掛け合わせたイノブタは、なんとすさみ町生まれ。今では全国的に知られるおいしいお肉です。肉はやわらかく臭みもなく、甘みのある脂と濃厚なうまみが特徴で、ステーキや角煮、生姜焼きなど、普通の豚肉同様どんなお料理にも良く合います。鍋に入れると灰汁もほとんど出ないので、しゃぶしゃぶなどもおすすめです。県内では、イノブタのさまざまなお料理を食べることができます。イノブタを使ったラーメンやうどん、どんぶりなど、ぜひ味わってみてください。

 

わかやま観光情報「イノブタ」

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お正月に欠かせないごちそう「イガミ料理」(田辺市)

 

イガミとは聞きなれない魚の名前ですが、ブダイのことです。田辺市では、古くからお正月に煮つけにして食べる特別な魚として重宝されています。秋から冬は海藻類を主食としているため、臭みもなく、プリプリとした食感がとてもおいしいんです。さらに煮つけにして冷ますとにこごりができ、一度で二度おいしいのもイガミの魅力。煮つけ以外にも、冬には鍋料理がおすすめです。

 

 

 

イガミと並ぶお正月のごちそう「ぼうり」(田辺市)

 

ぼうりとは里芋の親芋のことを指します。鎌倉時代に、お正月に餅の代わりに大きな里芋が使われたという伝説が残っています。親芋は普通の里芋に比べて大きく、これをまるごと煮つけてお椀に盛りつけるという、インパクト大な伝統料理です。この土地では、濃く味付けしてあり日持ちすることから、おせち料理として現代に受け継がれています。

 

 

 

上品な白みそ仕立てが和歌山スタイル「雑煮」(県内全域)

 

和歌山県のお雑煮は、白みそベースの出汁に丸餅を焼かずに入れるのが一般的ですが、醤油ベースも食べられています。さらに、真菜(まな)と呼ばれる菜種菜の一種である伝統野菜を入れるのも和歌山のお雑煮の特徴。興味深いのが、地域によって違う出汁。有田市ではえそ、田辺市、日高川町では干した鮎など、県内でも地域によって違いが少しあるんです。

 

 

 

九州の関サバに負けないおいしさ「紀州さば」(白浜町他)

 

餌の豊かな紀伊水道で獲れるマサバを紀州さばと呼び、冬になると身が白くなるほど脂が乗ります。新鮮な紀州さばは、火を通してももちろんおいしいのですが、生でお刺身やお寿司で食べると絶品です。昔から地元では庶民にとって身近な魚で、干物、ぼっかけと呼ばれる炊き込みご飯のような郷土料理、さばのなれずし、棒寿司など、保存食としても重宝されてきた魚です。

 

 

 

しゃぶしゃぶが通の食べ方!「紀州ひろめ」(田辺市)

 

最大1メートルほどにもなるワカメの仲間で、紀南地方に自生するめずらしい海藻なんです。シャキシャキとした歯ごたえ、独特の食感がありながら、やわらかくてとろみがあってクセになるおいしさです。近年、関西地方を中心に、和歌山県外にも広まりつつある注目の海藻です。紫外線殺菌海水を使用し、1枚1枚手洗いをした安全安心なヒロメを「紀州ひろめ」としています。ワカメと同様、酢の物や和え物、味噌汁、サラダなどに合いますが、鍋もの、特にポン酢で食べるしゃぶしゃぶが絶品です。

 

 

 

太古の昔から続く日本人の食文化「くじら料理」(太地町、串本町)

 

和歌山県太地町は、古式捕鯨発祥の地と言われているだけに、古くからくじら料理が親しまれている土地です。この場所だからこそ、食べたいのがお刺身。脂の乗った皮の部分とお肉の部分を一緒に食べるのが最高なんです!もちろん、竜田揚げやハリハリ鍋もおいしいですよ。低カロリー、低脂肪、高たんぱくでヘルシーなお肉として、くじらは近年さらに注目されている食材です。くじらが名物の太地町をはじめ、新宮市、那智勝浦町、串本町の4つの町では、もっとくじら料理を気軽に楽しんでもらいたいという思いのもと、くじらの丼、パスタ、ピザなどの新メニューを展開しています。

 

 

わかやま観光情報「クジラ」

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あまり知られていないけど、実はおいしいものがたくさん!冬の和歌山県、グルメ旅の穴場ですよ。

 

 

写真提供:和歌山県フォトライブラリー

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