宮沢賢治の作品はファンはもちろん日本人なら誰しも一度は読んだことがあるはずです。その幻想的で独特な世界観は、読む人を夢中にさせる魅力があります。1896年に岩手県花巻市に生まれた宮沢賢治。生まれてから120年以上経った今でも、多くの人々を魅了しています。生家はすでに跡地となり建物自体は残っていませんが、岩手県にはゆかりの地がたくさん残っています。

 

 

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ファンなら一度は訪れたい「宮沢賢治記念館」(花巻市)

 

岩手山や早池峰山が望める胡四王山にある宮沢賢治記念館は、年間約20万人もの来場者が訪れる大人気観光スポットです。館内では、科学”、“芸術”、“宇宙”、“宗教”、“農”の五部門のテーマに分けられ、時代背景とともに、宮沢賢治の世界観が表現されています。愛用した楽器や自筆原稿なども展示され、ファンにはたまらない見どころいっぱいの施設となっています。また、日本の多くの国語の教科書にも長年採用されている名作、『注文の多い料理店』でおなじみの山猫軒と同名のレストランも併設されており、花巻のご当地グルメも楽しめます。

 

 

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岩手県花巻市矢沢1-1-36

新花巻駅よりバスで約5分。賢治記念館口で下車後、徒歩約15分

いわての旅「宮沢賢治記念館」

 

 

 

賢治を深く知りたい人におすすめ「宮沢賢治イーハトーブ館」(花巻市)

 

宮沢賢治に関する図書や研究論文、芸術作品などを公開している施設で、宮沢賢治の世界をさらに深く知りたい人にピッタリの場所。アニメーションの上映や企画展なども行われています。

 

 

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岩手県花巻市高松1-1-1

新花巻駅よりバスで約5分

いわての旅「宮沢賢治イーハトーブ館」

 

 

 

賢治の学校で知る世界観「宮沢賢治童話村」(花巻市)

 

宮沢賢治によるファンタジーの世界に浸りながら楽しく遊べる施設です。中には賢治の学校があり、「ファンタジックホール」、「宇宙」、「天空」、「大地」、「水」の5つのゾーンに分かれていて、賢治の世界観を体験することができます。一度足を踏み入れれば、ファンでなくとも彼の世界観に引き込まれる魅力を感じることができますよ。

 

 

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岩手県花巻市高松26-19

新花巻駅よりバスで約5分

いわての旅「宮沢賢治童話村」

 

 

 

リアルなモニュメント「月夜のでんしんばしら」(花巻市)

 

鉄道線路わきの電信柱たちが兵隊になって歩き出すという、ファンタジーな物語である『月夜のでんしんばしら』のモニュメントです。童話村で見ることができます。

 

 

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岩手県花巻市高松26-19

新花巻駅よりバスで約5分

いわての旅「宮沢賢治童話村」

 

 

 

宮沢賢治が設計した花壇のある「ポランの広場」(花巻市)

 

宮沢賢治の作品名から名づけられた広場で、歌にもなっています。小学校時代に合唱した経験のある人も多いはず。この広場にある南斜花壇と日時計花壇は、宮沢賢治が設計したもので、当時は経済的、技術的な理由で実現できませんでしたが、彼が残した設計図や手紙により復元されました。

 

 

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岩手県花巻市矢沢1-1-36

宮沢賢治記念館~宮沢賢治イーハトーブ館

新花巻駅よりバスで約5分。賢治記念館口で下車後、徒歩約15分

いわての旅「ポランの広場」

 

 

 

『猫の事務所』のモデル!?「早池峰と賢治の展示館」(花巻市)

 

童話『猫の事務所』のモデルと言われる旧稗貫郡役所を復元した展示館で、早池峰と宮沢賢治に関する作品を紹介しています。賢治がよく滞在していた旧石川旅館の部屋再現、風の又三郎の舞台といわれる猫山のモリブデン鉱石などが見どころです。

 

 

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岩手県花巻市大迫町大迫3-161(大迫交流活性化センター敷地内)

新花巻駅より車で約25分

いわての旅「早池峰と賢治の展示館」

 

 

 

宮沢賢治が命名したロマンあふれる場所「イギリス海岸」  (花巻市)

 

北上川の西岸には、イギリスのドーバー海峡に面した白亜の海岸を連想させる泥岩層が露出する美しい景色が広がります。この光景を見た宮沢賢治が、「イギリスあたりの白亜の海岸を歩いているような気がする」と言って、この場所をイギリス海岸と命名しました。国指定名勝であるイーハトーブの風景地の一つで、夏には多くの観光客でにぎわいます。まさに、宮沢賢治のロマンを感じることができる場所。

 

 

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岩手県花巻市下小舟渡

花巻駅より徒歩約30分

いわての旅「イギリス海岸」

 

 

 

宮沢賢治が教鞭をとった場所「ぎんどろ公園」(花巻市)

 

ちょっと変わった響きの「ぎんどろ」とは、ドロ柳(ドロノキ)という木のことで、宮沢賢治が好きだった木のこと。ここは、元花巻農学校(現在の岩手県立花巻農業高等学校)の跡地であり、宮沢賢治が教壇に立った場所なのです。園内には至るところに、風の又三郎など、宮沢賢治に関係したモニュメントがあります

 

 

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岩手県花巻市若葉町3-16(花巻文化会館敷地内)

花巻駅よりバスで約10分

いわての旅「ぎんどろ公園」

 

 

 

詩碑のある「五輪峠」(花巻市、奥州市、遠野市)

 

宮沢賢治ゆかりの「イーハトーブの風景地」の一つであり、詩碑がある場所。宮沢賢治お気に入りの種山ヶ原から、花巻方面に向かう道中に通った場所と言われています。

 

 

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岩手県遠野市小友町7地割

鱒沢駅より車で約20分

 

 

 

名作『銀河鉄道の夜』を思わせる「めがね橋」(遠野市)

 

めがね橋は遠野市内を流れる宮守川に架かるJR釜石線の橋梁で、JR釜石線の前身である「岩手軽便鉄道」は、宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』のモデルになったと言われています。現在では、釜石線を中心に、『銀河鉄道の夜』をモチーフにしたSLが運行しており、宮沢賢治ファンだけでなく、鉄道ファンも魅了しています。特に、ライトアップされている姿は幻想的で賢治の世界に引き込まれるような気分にさせてくれます。

 

 

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岩手県遠野市宮守町下宮守

宮守駅より徒歩すぐ

いわての旅「めがね橋」

 

 

 

雨ニモマケズの詩碑「宮沢賢治詩碑」(花巻市)

 

賢治が農民に化学・土壌等の講義をした「羅須地人協会」跡地に建つ詩碑で、碑には高村光太郎による『雨ニモマケズ風ニモマケズ』の後半部分の文字が書かれています。宮沢賢治の命日である9月21日には、賢治祭が開催され、彼の詩の朗読や野外劇、座談会などが行われている、ファンにはおなじみの場所です。

 

 

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岩手県花巻市桜町4丁目

花巻駅よりバスで約10分

いわての旅「雨ニモマケズ詩碑」

 

 

 

賢治が暮らした「羅須地人協会(らすちじんきょうかい)」(花巻市)

 

1926年、農学校を退職した賢治が農民たちを集めて農業技術や農業芸術論などを講義するために設立しました。1928年に病に倒れるまで、賢治はここで自炊生活をしていたと言われています。

 

 

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岩手県花巻市葛1-68

花巻駅より車で約15分

いわての旅「羅須地人協会」

 

 

 

宮沢賢治のファンタジーの世界「いーはとーぶアベニュー」(盛岡市)

 

材木町のメインストリートの別称で、賢治にゆかりの深い光原社、光や音楽をモチーフにした6つのモニュメントで宮沢賢治のファンタジーの世界を再現しています。他にも賢治の彫刻や、彼が作曲した曲が流れるなど、通りを歩くだけで宮沢賢治の世界に触れることができる通りです。

 

 

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岩手県盛岡市材木町

盛岡駅より徒歩約5分

いわての旅「いーはとーぶアベニュー」

 

 

 

建物も必見「もりおか啄木・賢治青春館」(盛岡市)

 

宮沢賢治と並ぶ岩手の偉人、石川啄木とともに、青春時代を過ごした盛岡の街と2人を紹介する施設です。施設は明治43(1910)年に竣工した旧第九十銀行本店本館を利用しており、国の重要文化財にも指定されています。当時を思わせるレトロなカフェも併設されており、見どころいっぱいの施設です。

 

 

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岩手県盛岡市中ノ橋通1-1-25

盛岡駅よりバスで約20分

いわての旅「もりおか啄木・賢治青春館」

 

 

 

『注文の多い料理店』を出版した「光原社」(盛岡市)

 

宮沢賢治の代表作であり、生前に出版された唯一の童話集である『注文の多い料理店』を世に送り出したのが、この光原社です。創業者である及川四郎氏は、盛岡高等農林学校(現在の岩手大学農学部)出身で、宮沢賢治と先輩、後輩の間柄だったこともあり、この光原社という社名も宮沢賢治が名付けました。レトロな喫茶店可否館にもぜひ立ち寄りたいところ。

 

 

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岩手県盛岡市材木町2-18

盛岡駅より徒歩約10分

いわての旅「光原社」

 

 

 

宮沢賢治が愛した高原「種山ヶ原」(奥州市)

 

又三郎」「種山ヶ原」、劇「種山ヶ原の夜」で描かれています。キャンプなどのアウトドアを楽しめる高原リゾートとしても人気の場所です。宮沢賢治の作品にゆかりのある自然風景地である「イーハトーブの風景地」の一つとして、近隣の物見山も国の史跡名勝天然記念物に指定されています。

 

 

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岩手県奥州市、遠野市、気仙沼郡住田町

水沢ICより車で約40分

いわての旅「種山高原」

 

 

 

周辺にも見どころたくさん!「石と賢治のミュージアム」(一関市)

 

宮沢賢治が技術師として働いた旧東北砕石工場をはじめ、その関連資料の展示や各種イベントが行なわれている施設です。「みんなのほんとうの幸せ」を求め、理想郷創造に邁進した技師宮沢賢治の心と生き方に触れることができます。「雨ニモマケズ」が生まれるまでの足跡を辿る貴重な展示物を見ることができます。

 

 

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岩手県一関市東山町松川字滝ノ沢149-1

陸中松川駅より徒歩約5分

いわての旅「石と賢治のミュージアム」

 

 

 

宮沢賢治が愛した山「鞍掛山」(滝沢市)

 

宮沢賢治が愛したと言われる鞍掛山は、現在では登山やキャンプのできる場所として人気のレジャースポット。宮沢賢治の作品にゆかりのある自然風景地である「イーハトーブの風景地」の一つとして、鞍掛山も国指定名勝となっています。山のふもとにある相の沢キャンプ場には、詩碑「くらかけの雪」があります。

 

 

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岩手県滝沢市安達

盛岡駅よりバスで約50分

いわての旅「鞍掛山」

 

 

 

美しい雫石の風景「七つ森」(雫石町)

 

こちらも「イーハトーブの風景地」の一つとなっており、国の名勝指定を受けている場所。宮沢賢治の作品とともに、独特の風土に根差した美しい土地として愛されています。展望台からの眺めも素晴らしい場所です。

 

 

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岩手県岩手郡雫石町七ッ森

雫石駅より車で約15分

 

 

宮沢賢治の足跡をめぐることで新たな岩手県の魅力に出会えるはず。日本が誇る偉大な作家、宮沢賢治ゆかりの地をぜひ訪れてみてください。

 

 

写真提供 :岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」

https://iwatetabi.jp/index.php