岩手県の冬と聞いて思い浮かべるのは雪深く寒い冬を想像する人も多いはず。冬の岩手には、そこにしかない魅力もたくさんあり、グルメや絶景はもちろん岩手ならではの伝統行事やイベントが盛りだくさん。今年の冬は寒い時期にあえて寒いところのイベントを体験してみませんか?

 

 

岩手県へのアクセスはこちらです。

 

 

雪とろうそくの祭典「もりおか雪あかり」(盛岡市)

 

雪あかりとは、たくさんの小さなかまくらをつくり、そこにキャンドルを灯すものを指します。本州で最も寒い街として知られる盛岡の冬の夜を彩るキャンドルから、街や人の温かさを感じることができるイベントです。毎年、2月の第2木曜日から土曜日の3日間にわたって開催されます。

 

 

[INFORMATION]

岩手県盛岡市各所 盛岡城跡公園芝生広場、もりおか歴史文化館前広場他

各会場まで盛岡駅より徒歩5分~20分程度

いわての旅「もりおか雪あかり」

 

 

 

きらびやかな盛岡の玄関口「開運橋ライトアップ」(盛岡市)

 

12月中旬から、2月上旬まで、ライトアップされた開運橋が冷え込む盛岡の街を明るく照らします!盛岡駅と市街地を結ぶ盛岡の玄関口を通勤や観光で通過する人々をロマンティックな雰囲気で包み込み、癒します!

 

 

[INFORMATION]

岩手県盛岡市盛岡駅前通 開運橋

盛岡駅より徒歩約5分

いわての旅「開運橋のライトアップ」

 

 

 

寒い冬のアツいお祭り「盛岡八幡宮 裸参り」(盛岡市)

 

藩政時代から続く「寒参り」で、1月15日の夕方、盛岡八幡宮の年越し祭に行われます。風呂で心身を清めた後、背に注連(しめ)を背負い、腰にけんだいわらを垂れ、はち巻きをし、素足にわらじで参加します。その時に、口にはとうがらしを少し入れた紙を加え、一年の無事息災を祈りながら独特の歩調で街を歩き、参拝します。この裸参りは、盛岡八幡宮だけでなく、市内各所で行われています。

 

 

[INFORMATION]

岩手県盛岡市八幡町13-1

盛岡駅よりバスで約20分

いわての旅「裸参り」

 

 

 

江戸時代から続く冬の風物詩「大東(だいとう)大原水かけ祭り」(一関市)

写真提供:一関市・大東大原水かけ祭り保存会

 

江戸時代から360年ほど続く伝統的なお祭りで、文字通り極寒の2月に行われることから、”天下の奇祭”と呼ばれています。ただでさえ気温の低い冬の日に、沿道で待ち構えた人々から冷水を浴びせられながら、「火防祈願」「無病息災」「家内安全」を祈って男たちが走り抜ける様に、観客も盛り上がります。

 

 

[INFORMATION]

岩手県一関市大東町大原 大原商店街付近

一ノ関駅より車で約40分または摺沢駅よりバスで約20分

いわての旅「大東大原水かけ祭り」

 

 

 

古くから伝承されてきた「遠野の小正月」(遠野市)

 

小正月は、農作物の豊作、無病息災を祈願するために古くから続く伝統行事です。毎年1月中旬に開催され、みずき団子を作ったり、お田植、カラス呼り、オシラ遊びなど、伝統文化を後世に伝えるべく続けられている貴重な行事です。楽しいイベントを通じて、子供たちも無意識のうちに地元遠野の伝統文化や言葉を覚えることができ、親子で楽しみ、学べる行事です。

 

 

[INFORMATION]

岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5-89-1 遠野ふるさと村

遠野駅より車で約20分

いわての旅「遠野ふるさと村」

 

 

 

“どべっこ“と”どぶろく“を楽しむ祭り「遠野どべっこ祭り」(遠野市)

 

“どべっこ”とは、その響きからどぶろくの訛ったものを指すのかと思いきや、似て非なるもの。どべっこというのは、あくまでにごり酒で清酒の部類に入るのだそう。どべっこは、遠野の作り酒屋がお祭りのために仕込んだお酒です。どべっこと遠野ふるさと村でつくられたどぶろくを飲みながら、さまざまな郷土料理や、伝統の神楽、遠野の言葉で聞く昔話などを楽しめる心も体も温まるイベントです。お酒を飲めない人は、お料理や催し物だけでももちろんOK!

 

 

[INFORMATION]

岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5-89-1

遠野駅より車で約20分

いわての旅「遠野どべっこ祭り」

 

 

 

迫力の伝統行事「毛越寺二十日夜祭(もうつうじはつかやさい)」(平泉町)

 

毛越寺と言えば、日本を代表する庭園とも言われる美しい浄土庭園や世界遺産というイメージを持つ人も多いはず。しかし、二十日夜祭のある冬もおすすめ。1月14日から20日まで行われる常行堂の摩多羅神(またらじん)祭の行事があり、20日は二十日夜祭と呼ばれ、献膳式に引き続き古伝の常行三昧供の修法が行われます。厄払い、無病息災、家内安全を願う迫力あるお祭りです。さらに、延年の舞も見もの。締めくくりとして夜半まで続きます。

 

 

[INFORMATION]

岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58

平泉駅より徒歩約10分

いわての旅「毛越寺二十日夜祭」

 

 

 

南北朝の時代から続く「早池峰神楽(はやちねかぐら)舞納め 岳神楽」(花巻市)

 

早池峰神楽は、花巻市大迫町に伝わる伝統的な民俗芸能で、重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。舞の数も多く、40もあると言われており、それぞれの舞には意味があります。どんな舞にどんな意味があるのかというところも興味深いところです。早池峰神社で毎年12月17日には、舞納めとして、五拍子で勇壮な舞いを特徴とする岳神楽を見ることができます。

 

 

[INFORMATION]

岩手県花巻市大迫町内川目1-1

新花巻駅よりバスで約1時間

いわての旅「早池峰神楽舞納め 岳神楽」

 

 

 

ユニークな炎の裸祭り「黒石寺蘇民祭(こくせきじそみんさい)」(奥州市)

 

旧正月7日に無病息災、五穀豊穣を祈って黒石寺で行われるお祭りで、その歴史は1000年以上と言われています。一番の見どころは蘇民袋争奪戦。裸の男たちがあらゆる願いの詰まった麻袋を奪いあい、なんと明け方まで激しく揉み合いが続きます。

 

 

[INFORMATION]

岩手県奥州市水沢黒石町山内17

水沢江刺駅より車で約15分

いわての旅「黒石寺蘇民祭」

 

 

 

町を代表する冬のイベント「西和賀(にしわが)雪あかり」(西和賀町)

 

毎年2月上旬に開催される西和賀町の冬に元気を与えるイベントです。町の至るところにつくられた雪の彫刻やかまくらの窓にろうそくの灯りがともり、幻想的な風景を作り出します。まさに雪国の美術館!すでに25年以上も続くイベントで、豪雪地帯である西和賀に暮らす人々を癒しています。

 

 

[INFORMATION]

岩手県和賀郡西和賀町

ほっとゆだ駅より徒歩約5分ほど

いわての旅「雪あかりinにしわが」

 

 

 

湯之沢に伝わる伝統的な冬の祭り「湯之沢裸まつり」(西和賀町)

 

旧暦12月12日の夜、雪深い西和賀町湯之沢地区にある山祇神社に下帯姿の男たちが集まります。餅をついて奉納し、川に飛び込み身を清めるという、厳しい冬と戦う男性たちによる、別名長松垢離とり(ながまつこりとり)と呼ばれるお祭りです。

 

 

[INFORMATION]

岩手県和賀郡西和賀町小繋沢 山祇神社

ほっとゆだ駅よりバスで約10分

いわての旅「湯之沢裸まつり」

 

 

 

恵みをもたらす寒中の苦行「平笠裸参り」(八幡平市)

 

寒中に苦行することで、無病息災、五穀豊穣、家内安全を祈願するお祭りです。戦時中に銃後を守った女性によって始められた、全国的に珍しい女性の裸参りです。8キロメートルもの深い雪道を5時間ほどかけて歩く女性たちの姿は、凛とした強さと美しさがあります。

 

 

[INFORMATION]

岩手県八幡平市 平笠宮田神社~大更八坂神社

大更駅より車で約10分

いわての旅「平笠裸参り」

 

 

 

産卵で戻ってきた鮭をつかみ取り「山田の鮭まつり」(山田町)

 

以前は織笠川河口で開かれていた鮭まつり。産卵のために山田に戻ってきた脂の乗った鮭を、大人も子供も夢中になって追いかける鮭のつかみ取りで有名なお祭りです。現在は山田魚市場で開催され、新巻鮭やイクラの販売などもあり、毎年大勢の人々でにぎわいます。

 

 

[INFORMATION]

岩手県下閉伊郡山田町境田町138番地 山田魚市場

宮古駅より車で約30分

いわての旅「やまだの鮭まつり」

 

 

 

空気の澄んだ冬空を彩る「安比高原除夜の花火」(八幡平市)

 

冬の岩手で、いつもと違う年越しの瞬間を体験できるのが、安比高原除夜の花火。キリっと冷たい雪景色の澄んだ空気を、新年を迎えた瞬間から108発もの花火が彩ります。そう、108発とは、除夜の鐘をならす回数と同じ数字です!真っ白なゲレンデに咲き誇る花火は一見の価値ありです。

 

 

[INFORMATION]

岩手県八幡平市安比高原

安比高原駅より車で約5分

いわての旅「安比高原除夜の花火」

 

 

 

古き良き日本の文化を蘇らせる「全日本農はだてのつどい」(奥州市)

 

「農はだて」とは、正月の農作業の始めに一年の農業の豊作と農業の安全を祈って行われた伝統行事で、この日本古来からの伝統文化を残すべく、平成2年から毎年2月第土曜日に開催されています。日本最大級の大臼での餅つきや重さ8トンもの福俵引きなど、寒さも忘れる手に汗にぎるイベント盛りだくさんです。

 

 

[INFORMATION]

岩手県奥州市胆沢南都田小十文字204-1 胆沢野球場特設会場

いわての旅「全日本農はだてのつどい」

 

 

 

ぜひ出場しよう「わんこそば全日本大会」(花巻市)

 

毎年2月11日に開催されるわんこそばの全国大会です。わんこそばの大食い競争である本大会には、毎年全国から大食い自慢の人々が集まります。さすがわんこそばの本場なだけあり、団体戦ではアナウンサー対抗戦や小学生の部、わんこそば甲子園など、会場全体が盛り上がる企画が多くあり、見てるだけでなく、出場してみたくなってしまうかもしれません。

 

 

[INFORMATION]

県花巻市若葉町3丁目16-22 花巻市文化会館

花巻駅よりバスで約10分

いわての旅「元祖わんこそば全日本大会」

 

 

 

寒いだけではない、岩手の冬にはエキサイティングなイベントがたくさんあります。ぜひ一度訪れてみてください。

 

 

写真提供 :岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」

https://iwatetabi.jp/index.php