東北地方にある岩手県には、伝統的なお祭りやイベントが数多く開催されています。短い夏に感謝し、思い切り楽しむように、古くから地元の人々が地域を盛り上げてきました。夏でも比較的涼しい岩手県は、避暑地としてもピッタリ!大自然に恵まれた場所ならではのグルメも満載です。今年の夏は、猛暑から逃れて岩手県で夏祭りやイベントを楽しんでみませんか?

 

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復興のシンボル「高田町うごく七夕まつり」(陸前高田市)

うごく七夕まつり

 

ケンカ七夕まつり

 

毎年8月7日に開催される、華やかに飾られた山車がお囃子に合わせて町を練り歩く豪華絢爛な七夕祭りです。昼間と夜とでは装飾がガラリと変わり、夜はライトアップされた山車が華やかさを競い合いながら並び、幻想的な七夕を演出します。被災してから1度も休むことなく続けられてきた七夕祭り。亡くなった方々の鎮魂の意味もあります。同日に隣町の気仙町でも、山車同士が激しくぶつかり合う「ケンカ七夕」も開催されています。合わせて楽しむのがおすすめです。

 

 

[INFORMATION]

岩手県陸前高田市高田町

陸前高田駅より徒歩約1分

いわての旅「うごく七夕まつり」

https://iwatetabi.jp/event/detail/03210/63.html

 

 

 

歴史を伝えるド迫力イベント「五葉山(ごようざん)火縄銃鉄砲隊」(住田町)

 

藩政時代に五葉山から産出されたヒノキが火縄の原料となり、奥州伊達藩は巨大鉄砲藩として恐れられていました。このような歴史的背景を現代に伝えるべく、平成3年に結成されたのが五葉山火縄銃鉄砲隊。彼らの迫力満点の演武は、夏を中心にさまざまなイベントで見ることができます。

 

 

[INFORMATION]

岩手県気仙郡住田町

上有住駅より車で約30分

いわての旅「五葉山火縄銃鉄砲隊」

 

 

 

岩手が誇る民俗芸能の祭典「北上・みちのく芸能まつり」(北上市)

 

民俗芸能の宝庫と言われる北上市が誇る祭典で、8月の第一金曜日から三日間にわたって開催されます。北上・みちのく芸能まつりでは、街のいたるところで神楽や鹿踊(ししおどり)など100を超える民俗芸能が披露され、中でも最も人気のある鬼剣舞は必見です。鬼剣舞とは、おそろしい鬼の面をつけた踊り手が勇壮に舞うもので、この地に1300年も前から伝わると言われています。見どころは祭りの2日目に行われる鬼剣舞大群舞。かがり火の前で200人もの踊り手が激しく舞う様は圧巻。3日目には、花火大会と灯篭流しも行われ、街全体がにぎわう夏の一大イベントです。

 

 

[INFORMATION]

岩手県北上市お祭り会場(市内各所)

新幹線で盛岡駅から北上駅まで約20分

いわての旅「北上・みちのく芸能まつり」

 

 

 

東北地方で最も早く開催される夏祭り「盛岡さんさ踊り」(盛岡市)

 

毎年8月1日から4日にかけて盛岡市で開催されるお祭りです。さんさ踊りの歴史は古く、藩政時代から盛岡市近郊各地で行われていた伝統的な踊りです。イベント化されたのは1978年。以来、盛岡市を盛り上げる夏の風物詩となり、2007年には世界一の和太鼓の祭りとしてギネス登録もされています。さんさ踊りは、企業、学校、有志や地元テレビ局のアナウンサーなどがチームを組み、団体でそれぞれ自慢の踊りを披露します。パレードの参加人数も増え、必然的に太鼓の数も増えるため、日本一の太鼓のパレードとも呼ばれている盛大な夏のイベントです。

 

 

[INFORMATION]

岩手県盛岡市中央通ほか

盛岡駅より徒歩約15分

いわての旅「盛岡さんさ踊り」

 

 

 

岩手に夏の訪れを告げる「チャグチャグ馬コ」(盛岡市・滝沢市)

 

チャグチャグと鳴る鈴とカッポカッポと響く馬コの蹄がこのお祭りの名前の由来となっています。6月の第二土曜日に行われるお祭りで、鈴と蹄の音とともに岩手に夏の訪れを告げるイベントです。古くから馬を大切にしてきたこの地では、馬を人と同じように愛する文化があり、端午の節句には農耕に疲れた馬をねぎらい、馬の神を祀る蒼前神社にお参りする風習がありました。その際に、幕府への献上品を運ぶ馬をきれいに着飾った時、装束につけられた鈴がチャグチャグと鳴ったと言われています。あでやかに着飾った100頭もの馬が滝沢市の蒼前神社から盛岡市の八幡宮まで約14キロの道のりを4時間以上もかけて行進する様は見事です。

 

 

[INFORMATION]

鬼越蒼前神社9時30分頃~盛岡八幡宮14時頃

岩手県滝沢市鵜飼~盛岡市八幡町

盛岡駅より鬼越蒼前神社行無料シャトルバス約35分

いわての旅「チャグチャグ馬コ」

 

 

 

短い盛岡の夏をしめくくる「舟っこ流し」(盛岡市)

 

盛岡の短い夏をしめくくるお盆の行事である舟っこ流しは、市の無形民俗文化財にも指定されています。毎年8月16日に明治橋上流右岸河川敷で開催されており、夕暮れ時に提灯やお供え物を飾った色とりどり舟が北上川に浮かべられ、火が灯される様は趣のある風景です。

 

 

[INFORMATION]

仙北町駅より徒歩約10分

いわての旅「舟っこ流し」

 

 

 

一時でも目が離せない!「盛岡花火の祭典」(盛岡市)

 

都南大橋下流の北上川河川敷で8月中旬に開かれる、盛岡最大の花火大会です。全国の花火師が自慢の花火を競い合い、連発花火や仕掛け花火など、目を離すことができない豪華な花火を見ることができます。

 

 

[INFORMATION]

岩手県盛岡市向中野 都南大橋下流北上川西側河畔

盛岡駅よりバスで約30分

いわての旅「盛岡花火の祭典」

 

 

 

鹿踊(ししおどり)が圧巻「江刺甚句まつり」(奥州市)

 

岩谷堂の火防祭をルーツに旧江刺市で市民総参加を目指して行われてきた祭りである江刺甚句まつりは、毎年5月3日、4日の2日間開催されます。祭りでは、42歳と25歳の厄年にあたる年祝連(としいわいれん)による演舞や、100人の踊り手が一斉に舞う江刺鹿踊 百鹿大群舞、約2000人の市民が江刺甚句を踊る江刺甚句大パレードが見ものです。

 

 

[INFORMATION]

岩手県奥州市江刺 大通り公園ほか

水沢江刺駅より車で約10分

いわての旅「江刺甚句まつり」

 

 

 

ユネスコ無形文化遺産「早池峰神楽(はやちねかぐら)」(花巻市)

 

早池峰神社例大祭で行われる早池峰神楽は、岩手県の風土が生んだ自然を敬う伝統文化です。大償(おおつぐない)と岳(たけ)の2つの神楽座の総称である早池峰神楽は、500年もの歴史があるとされ、1976年に国の重要無形民俗文化財に、2009年にはユネスコの無形文化財に登録されました。

 

 

[INFORMATION]

岩手県花巻市大迫町内川目1-1

新花巻駅よりバスで約60分

いわての旅「早池峰神社例大祭」

 

 

 

3万株の花菖蒲が咲き誇る「毛越寺(もうつうじ)あやめまつり」(平泉町)

 

大泉が池周辺約30アールのあやめ園に、300種、3万株もの花菖蒲が咲き誇る毛越寺のあやめまつりは、6月20日から7月10日にかけて開催されます。美しく咲き誇るあやめの観賞だけでなく、延年の舞、茶会、写生大会なども行われるイベントです。

 

 

[INFORMATION]

岩手県平泉町字大沢58

平泉駅より徒歩約10分

いわての旅「毛越寺あやめまつり」

 

 

 

遠野に伝わる伝統芸能遠野しし踊りが見られる「遠野まつり」(遠野市)

 

周囲を山々に囲まれた遠野には、古くからさまざまな伝統芸能があります。遠野しし踊りもその一つ。しし踊りは県内各地で踊られている伝統文化ですが、遠野のしし踊りは、鹿の面が大きいのが特徴です。まだ残暑の残る9月初旬に開催される遠野まつりなどで披露されます。

 

 

[INFORMATION]

岩手県遠野市

新幹線で盛岡駅から新花巻駅まで約15分、JR釜石線で新花巻駅より遠野駅まで約55分。

いわての旅「日本のふるさと遠野まつり」

 

 

 

雫石の夏を飾る一大イベント「雫石よしゃれ祭り」(雫石町)

 

雫石町最大の夏のイベントであるよしゃれ祭りでは、京美人の系統を引くといわれる美しい雫石あねっこたちが、おそろいの着物を着て手踊りのパレードを披露します。雫石よしゃれ通り商店街を中心に各所で開催され、さんさ踊りや神輿渡御、民謡民舞など、見どころいっぱいの元気なお祭りです。

 

 

[INFORMATION]

岩手県岩手郡雫石町

盛岡駅より雫石町まで約55分

いわての旅「雫石よしゃれまつり」

 

 

 

土と炎の祭典「藤沢野焼きまつり」(一関市 藤沢町)

 

藤沢野焼きまつりは、毎年8月の第二土曜日、日曜日に藤沢運動広場で開催される、全国に誇る夏の一大イベントです。昭和51年に、考古学者である塩野半十郎氏の指導のもと、縄文野焼きを再現したことをきっかけに始まりました。壮大に燃え上がる巨大な火柱が見ものです。

 

 

[INFORMATION]

岩手県一関市藤沢町藤沢字仁郷50

一関駅よりバスで約1時間

いわての旅「藤沢野焼祭」

 

 

 

2尺玉も! 1万発を打ち上げる「おらが自慢のでっかい花火大会」(一関市)

 

岩手県一関市川崎町で8月中旬に開催される東北有数の花火大会で、雄大な北上川河畔を中心に大小約1万発もの花火が打ち上げられる盛大な花火大会です。川面を照らす水中花火などめずらしいものもあり、県内外から多くの人々が夏を楽しみに訪れます。

 

 

[INFORMATION]

岩手県一関市川崎町北上川河畔

一関駅よりバスで約20分

いわての旅「かわさき夏まつり川崎花火大会「おらが自慢のでっかい花火」」

 

 

 

江戸時代から続く「中沢虫追いまつり」(二戸市)

 

虫追いまつりは、江戸時代より続く伝統的なお祭りで、自然とともに生きてきた岩手の人々が五穀の方策、悪虫退散、悪病除けを祈願するお祭りです。毎年7月の土用の日曜日に開催され、一体のわら人形とのぼりを立て、お囃子に合わせて踊りながら町を歩きます。

 

 

[INFORMATION]

岩手県二戸市上斗米字中沢

新幹線で盛岡駅から二戸駅まで約20分

 

 

 

100店舗もの露店がズラリ!「材木町(ざいもくちょう)よ市」(盛岡市)

 

夏祭りではありませんが、毎年4月から11月の毎週土曜日に盛岡市材木町ではにぎやかなストリートマーケットが開催されています。1974年に商店街を盛り上げるべく始まった材木町よ市は、今では町の名物となり、夏の観光にも最高です。430メートルほどの商店街が歩行者天国になり、100店舗以上の露店がズラリと並びます。お祭りのようににぎわう商店街を歩きながら、地ビールや郷土料理、できたての手作りのお惣菜など、岩手のグルメを食べ歩きできます。もちろん、地元で採れた新鮮なお野菜や果物も手に入りますよ。

 

 

[INFORMATION]

岩手県盛岡市材木町7-42

盛岡駅より徒歩約10分

いわての旅「材木町よ市」

 

 

エキサイティングなイベント満載の岩手県を訪れてみませんか?

 

 

写真提供 :岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」

https://iwatetabi.jp/index.php