世界遺産となった新日鉄関連施設や門司港レトロをはじめ、日本の産業近代化の足跡が多く残る北九州市。そのレトロな街並みを作る歴史ある建築物のひとつひとつに目を向けてみるのも楽しいもの。明治、大正、昭和の時代を駆け抜けてきた街の歴史の一ページを除いてみませんか?北九州で見るべきレトロな建築物を厳選してご紹介いたします。

 

北九州市までのアクセスはこちら

 

 

鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定された「門司港駅」

 

JR九州鹿児島本線の起点駅である門司港駅。1914年に建築されたネオ・ルネッサンス様式の駅舎は、鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定されました。現在は保存修理工事中で2019年3月10日にグランドオープンを予定しています。

 

 

[INFORMATION]

福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31

小倉駅から電車で約15分

ぐるりッチ!北Q州「門司港駅」

 

 

 

国の有形文化財に登録された「北九州市旧大阪商船」

 

1917年に建てられた「大阪商船門司支店」を修復し、現在は国の有形文化財に登録されています。設計は、建築家河合幾次氏によるもので、レンガ風のオレンジ色のタイルの外壁が特徴です。当時は、外国への交易の船が多く発着していた門司港の拠点の一つとして活躍していました。今では、ギャラリーやショップなどを併設し、門司港レトロの一部として、街の雰囲気づくりに欠かせない観光スポットとなっています。

 

 

[INFORMATION]

福岡県北九州市門司区港町7-18

門司港駅から徒歩すぐ

ぐるりッチ!北Q州「北九州市旧大阪商船」

 

 

 

レストランやイベントホールがある「旧門司三井倶楽部」

 

大正10年に、三井物産の社交倶楽部として、門司区谷町に旧門司三井倶楽部が作られました。ハーフティンバー様式とよばれるヨーロッパの伝統木造建築が特徴の建物です。現在は、レストランやイベントホール、アインシュタインメモリアルルーム、林芙美子の記念室などがあり、門司港レトロエリアの観光スポットとなっています。門司港駅同様、国の重要文化財に指定されている建物です。

 

 

[INFORMATION]

福岡県北九州市門司区港町7-1

門司港駅から徒歩すぐ

ぐるりッチ!北Q州「旧門司三井倶楽部」

 

 

 

春と秋の2回、一般公開される「旧松本家住宅」

 

明治45年に、松本健次郎氏によって建てられた旧松本家住宅は、その名の通り、松本氏の住居兼迎賓館として建築されました。アールヌーヴォー様式の洋館、書院づくりの日本館で構成されています。洋館の設計は、東京駅や日本銀行本店を設計した建築家辰野金吾、日本館は久保田小三郎の設計によるものです。重要文化財に指定されており、現在は結婚式などに利用され、毎年春と秋の2回、特別に一般公開されています。

 

 

[INFORMATION]

福岡県北九州市戸畑区一枝1-4-33

小倉駅から車で約20分

ぐるりッチ!北Q州「旧松本家住宅」

 

 

 

大正時代のオフィスビルが分かる「旧古河鉱業若松ビル」

 

大正8年に建設された、旧古河鉱業若松ビルも国指定重要文化財のひとつ。石炭積出で栄えた時代の若松港の様子を伝える数少ない歴史的建築物として価値が高いと言われています。レンガづくり2階建てのビルで、デザインや細部に施された幾何学模様などがモダンで、大正時代のオフィスビルを知る貴重な建物です。 旧古河鉱業若松ビルのあるエリアは、まるで映画のセットのような雰囲気が人気の観光スポットとしても知られています。

 

 

[INFORMATION]

福岡県北九州市若松区本町1-11-18

若松駅より徒歩5分

ぐるりッチ!北Q州「旧古河鉱業若松ビル」

 

 

 

昭和初期まで税関庁舎だった「旧門司税関」

 

明治45年に建設された建物で、レンガ造り瓦葺2階建ての建物で、昭和初期まで税関庁舎として使用されていました。平成6年に復元され、休憩室、喫茶店、展示室、ギャラリー、展望室などを併設し、観光名所として多くの人が訪れる場所です。

 

 

[INFORMATION]

福岡県北九州市門司区東港町1-24

門司港駅から徒歩8分

ぐるりッチ!北Q州「旧門司税関」

 

 

 

麦酒の歴史を辿ることのできる「門司麦酒煉瓦館(旧帝国麦酒事務所)」

 

九州最初の本格的なビール会社として明治45年に設立されたのが 帝国麦酒。現在の建物は、大正2年に建設され、すでに100年以上が経過しました。近隣にある、かつての原料倉庫だった場所には、ビアレストランもあり、当時の雰囲気を感じながらお食事を楽しめる場所です。

 

 

[INFORMATION]

福岡県北九州市門司区大里本町3-6-1

門司駅より徒歩3分

ぐるりッチ!北Q州「門司麦酒煉瓦館」

 

 

 

官営八幡製鐵所旧本事務所眺望スペースから見られる「官営八幡製鐵所 旧本事務所」

 

世界遺産にもなっている、日本の産業近代化を牽引した八幡製鐵所の事務所であった建物は、1899年に建設され、1922年まで活躍していました。当時としてはモダンな赤レンガ組の2階建ての建築物で、外壁はイギリス式のレンガ積みになっています。現在は官営八幡製鐵所旧本事務所眺望スペースより、その姿を見学できます。

 

 

[INFORMATION]

福岡県北九州市八幡東区東田5

スペースワールド駅から徒歩10分

ぐるりッチ!北Q州「官営八幡製鐵所 旧本事務所」

 

 

 

大連市との友好都市締結15周年を記念してつくられた「大連友好記念館 (旧国際友好記念図書館)」

 

門司港が中国大連市と航路を結び、1979年には北九州市と大連市が友好都市を提携しました。友好都市締結15周年を記念して 大連友好記念館がつくられました。この建物は、元々1902年にロシア帝国が大連市に建築した鉄道汽船会社の建物を復元したものです。外壁のタイルや、窓などのディテールのデザインが印象的な建物です。

 

 

[INFORMATION]

福岡県北九州市門司区東港町1-12

門司港駅より徒歩約8分

ぐるりッチ!北Q州「大連友好記念館 (旧国際友好記念図書館)」

 

 

 

日本の産業近代化を牽引した北九州ならではのレトロな足跡をたどってみませんか?

 

 

写真提供:「ぐるりッチ!北Q州」

http://www.gururich-kitaq.com/download/