福岡県福岡市西区にある、飯盛神社で毎年2月14日に行われる 粥占貝嘗祭(かゆうらないかいなめさい)を紹介します。夜、粥元(かゆもと)と呼ばれる神職から依頼を受けた特別な氏子が集まり、身を清め、特別な衣装に身を包みます。
神前にお供えをした後、神職と粥元は鮑の盃(あわびのさかずき)で御神酒(おみき)を酌み交わします。この行事は古くから飯盛神社に伝わる伝統的な歴史あるお祭です。
福岡市までのアクセス
飛行機の場合
羽田空港から福岡空港まで約2時間。福岡市営地下鉄で福岡空港から博多まで6分。
鉄道の場合
新幹線で東京駅から博多駅まで約5時間。
粥占貝嘗祭(かゆうらないかいなめさい)ってどんなお祭り?
福岡県無形民俗文化財に指定されている伝統的なお祭りです。午前中にお供えものを用意し、20時頃から、粥元は2名ずつ交代で3時間ほど粥を炊き続けます。翌朝早朝、冷めた粥を窯から出し、拝殿で3つの金鉢に盛り分けます。早田(わせ)・中田(なかて)・晩田(おくて)と墨書きしたひのきの箱に収め、神職と粥元が 本殿の奥に供え、この日の行事が終わります。
半月後の3月1日早朝に、再び粥元が神社に集まり、粥開きという儀式が行われます。供えられていた鉢の粥にはカビが生え、ヒビが入っていて、それらの状態からその年の毛付(けつき)・みのり・水・風・虫の状態を占います。そして、粥元たちにより、その年の状態が判定されます。判定方法は秘伝とされ、粥元のみ知る方法なのです。
福岡市と言ったら、九州最大の都市、博多!
九州最大の大都市、博多には、挙げればキリがないほどたくさんの観光スポットがあります。大きな町なだけに、中心地はショッピングやグルメを楽しむ人々で常ににぎわっています。
ショッピングを楽しみたいなら、キャナルシティがおすすめ。大きな複合施設で、レストランや映画館、ホテルもあります。天神エリアも商業施設が多く、地下街も充実していてショッピングにおすすめです。
キャナルシティ
博多駅から中州、天神と散策して町を見るのも楽しいです。水鏡天満宮(すいきょうてんまんぐう)や櫛田(くしだ)神社も博多に来たら外せない観光スポットです。
櫛田神社
福岡県観光情報公式サイト
「クロスロードふくおか」
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